車のウインカーの点滅スピードについて考えたことはあるでしょうか?車を運転していると、他の車のウインカーの点滅スピードが自分の車とは違うと感じることもあると思います。
スピードを変更することはできるのかについて解説します。
ウインカーの点滅スピードは自由?
進路を変更する際や、右折、左折する際に、他の車に知らせるために、使うのがウインカー(方向指示器)です。
車を運転していると、他の車のウインカーの点滅スピードと自分の車の点滅のスピードが違うと感じることもあります。
ウインカーの点滅スピードは自由に変えても問題ないのかが気になることでしょう。
結論から言えば、ウインカーの点滅スピードは、しっかりと「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」で決められています。
ウインカーは、「毎分60回以上120回以下の一定の周期で点滅するもの」となっているのです。
つまり、点滅するスピードがこの規定の範囲内であれば認められることになります。
車検の際もこの保安基準を満たしていれば、車検に通りますが、もしもこの基準を満たしていないという場合には、車検には通りません。
ウインカーの点滅スピードは必ず、保安基準を満たしていなければならないのです。
ウインカーが高速で点滅!何が原因?
ウインカーの点滅スピードを変更した覚えはないのに、急にウインカーが高速で点滅するようになるということがあります。
車を運転していると、ウインカーが高速で点滅している車を見かけることもあるでしょう。
何もしていないのに、高速で点滅してしまう原因の多くは球切れです。
高速で点滅することによって、球切れを知らせるために、このように高速で点滅しているということになります。
球切れが原因の場合には、球を交換することで、通常の状態に戻りますが、球切れ以外の原因で、ウインカーが高速で点滅するという場合には、ウインカーの故障が考えられますので、専門の業者に点検、修理をしてもらうのがよいでしょう。
日頃から、しっかりとチェックしておくことが大切です。
まとめ
ウインカーの点滅スピードは自由に変更することができるのかが、気になっている人も多いでしょうが、しっかりと保安基準が定められています。
そのため、その保安基準を満たしていないと車検には通らないのです。
また、突然高速で点滅するようになったという場合には、球切れの可能性が高いので、交換するようにしましょう。