車の構造変更って何?どんなものが必要になるの?

多くの人にとってあまり馴染みのない言葉かもしれませんが、「構造変更」というものを知っているでしょうか?
これは、いったいどのようなものなのでしょうか?
また、どんなものが必要になるのでしょうか?

構造変更(構造等変更検査)とは何か?


あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、構造変更(構造等変更検査)というものを聞いたことがあるでしょうか?
これはいったい、どのようなものなのでしょうか?

登録を受けている車の車両の長さ、幅、高さ、乗車定員、最大積載量などに変更が生じるような改造をしたときに、この検査を受けなければならないのです。

例えば、車の後部座席を取り外して荷物を置くスペースを拡大する場合、4駆車でリフトアップをした場合などに必要になります。

ただし、軽微な変更の場合には、諸手続きが不要になるという場合もあります。

軽微な変更の範囲とは以下の範囲です。

小型自動車、軽自動車の場合、長さ+-3cm、幅+-2cm、高さ+-4cm、車両重量+-50kg
普通自動車、大型特殊自動車の場合、長さ+-3cm、幅+-2cm、高さ+-4cm、車両重量+-100kgとなっています。

必要な書類について

構造変更(構造等変更検査)に必要な書類には、どのようなものがあるのでしょうか?
以下のような書類が必要になります。

・自動車検査証
・点検整備記録簿
・自動車検査票
・自動車損害賠償責任保険(共済)証明書
・委任状(使用者の委任状と所有者の委任状)
・自動車重量税納付書
・納税証明書
・申請書
・手数料納付書

などが必要です。

構造変更はいつ行うのがいいの?

構造変更はいつ行うのがよいのでしょうか?
新車を購入後や車検を受けてすぐなどに、構造変更を行うと、残りの車検期間が無駄になってしまうので、車検の時期とあわせて行うようにするというのが最も効率的と言われています。

改造を行う予定があるという場合には、車検時期とあわせて行うことをおすすめします。
改造を専門のショップなどに依頼するという場合には、車検の時期なども含めて相談しながら決めるようにするとよいでしょう。
無駄な費用がかからないように時期などはしっかりと見極めることをおすすめします。

まとめ

構造変更(構造等変更検査)とは、登録を受けている車の車両の長さ、幅、高さ、乗車定員、最大積載量などに変更が生じるような改造をしたときに、この検査を受けなければならないものです。
ただし、軽微な変更の場合には、手続きが省略化されます。
車の改造を検討している人は、時期にも注意が必要です。
無駄のないように、車検の時期などにあわせて行うのがおすすめです。

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