車検業者は、ディーラー、整備工場、ガソリンスタンド、カーショップなど様々な業者があります。
業者によっては、顧客を獲得するために、クーポンを配布し、割引を行っている業者もありますが、このクーポンはすべての費用に適用されるものなのでしょうか?
クーポンで割引される費用について解説します。
クーポンではすべての費用が割引になるのか?
車検業者には様々な業者があります。
それぞれの業者が顧客を獲得するために、様々な工夫をしていますが、その一つとしてクーポンによる割引というものがあります。
これは、すべての業者で行われているものではなく、一部の業者で行われているものです。
クーポンを利用することで、通常の費用よりも割引されるということから、クーポンを利用する人も多くなっています。
ですが、このクーポンには、注意しなければならないこともあるのです。
クーポンと聞くと、車検にかかる全体の費用から割引されるものと考える人が多いでしょうが、すべての費用が割引になるということではありません。
その点をしっかりと理解しておかなければなりません。
クーポンを使っても割引されない費用とは?
車検業者によっては、クーポンを配布していて、それを利用できるという場合もありますが、割引されない費用もあります。
それは法定費用です。
法定費用とは、重量税、自賠責保険料、印紙代で、印紙代については、受験者によって数百円程度の違いはあるものの、基本的にはどこで受けても変わらない費用となっています。
法定費用は、国によって定められている費用なので、クーポンで割引されるということはありません。
クーポンは適用されないのが、この法定費用です。
では、クーポンで割引される費用とはどのような費用なのかについてですが、これは車検基本料になっているケースがほとんどです。
クーポンが配布されているかどうか、クーポンの割引率はどのくらいか、などについては、それぞれの業者によって異なりますので、ホームページなどで確認しておくとよいでしょう。
まとめ
車検業者のなかには、顧客を獲得するために、クーポンを配布しているところもあります。
クーポンを利用することで、通常の料金から割引してもらえるというものですが、これはすべての費用を割引してもらうことができるというものではありません。
法定費用は割引されないので、注意が必要です。