車検でも重要なアライメントとは?

車検でも非常に重要と言われているのが、「アライメント(ホイールアライメント)」です。
アライメントとは、いったいどのようなものなのでしょうか?
アライメントについて解説します。

アライメントとは何か?


運転する際や車検でも重要と言われているのが、「アライメント」です。
名前を聞いたことがあるという人もいるでしょうが、どのようなものを指しているのかを理解している人は少ないでしょう。
アライメントは、ホイールアライメントとも呼ばれますが、これは簡単に言えば、それぞれのメーカーが規定する角度になるように調整することです。

自動車メーカーでは、出荷する際に、車のタイヤができるだけバランスよく、綺麗に地面に設置するように上手く調整しています。
このように調整することで、スムーズに真っすぐ走ることができる、スムーズに曲がれるようになっています。
もちろん、スムーズに走行するためだけでなく、安全に走行する上でも重要なので、調整しているのです。

アライメントのずれはなぜ起きてしまうのか?

自動車メーカーから新車で納品された車は、解説したように上手くアライメントが調整された状態になっています。
そのため、アライメントのずれはないのですが、アライメントのずれが起きてしまうことがあります。
例えば、事故を起こし、相手の車、あるいは物などに衝突した場合、縁石にぶつける、あるいは乗り上げてしまった場合、陥没した道路を走行した場合などには、アライメントのずれが生じる恐れがあります。

アライメントがずれてしまうと、真っすぐ走れない、スムーズに曲がることができない、タイヤの偏摩耗などといった問題が起こります。
このような場合には、再び上手く調整しなければならないということになるのです。

このアライメントのずれがないかどうか、車が真っすぐ走れるかどうかというのは、車検時にもチェックされます。
サイドスリップ検査と呼ばれるもので、アライメントのずれによって真っすぐ走ることができないという場合には、車検には通らないことになり、アライメントの調整が必要となるのです。
注意しておきましょう。

まとめ

車検でも重要となるのが、アライメントです。
アライメントは自動車メーカーから出荷されてきた状態では、上手く調整されていますが、事故などによってアライメントにずれが生じる場合があります。
車が真っすぐ走れないような状態であると、車検にも通らないので、注意が必要です。

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