車のガラスにフィルムを貼っている人も多いのではないでしょうか？
ガラスにフィルムを貼ることで、太陽の光や紫外線から肌を守ることができますし、プライバシーという意味でも貼る人がいます。
そんなフィルムについてですが、貼っていても車検には影響がないのでしょうか？
これについて解説します。
車のガラスにフィルムを貼っても車検は通る？
様々な目的で、車のガラスにフィルムを貼っているという人がいます。
この車のガラスにフィルムを貼るということについてですが、車検には影響がないのでしょうか？
まず、知っておきたいのが、道路運送車両の保安基準の窓ガラスの部分に、以下のような規定があります。
以下の規定は、車の前面ガラス、側面ガラスについてのものです。
・運転者が交通状況を確認するために必要な視野の範囲に係る部分における可視光線の透過率が70％以上のものであること。
(引用元 https://www.mlit.go.jp/jidosha/kijyun/saimokukokuji/saikoku_195_00.pdf)
これの規定に沿って考える必要があります。
車のガラスにフィルムを貼る場合には、貼った後の透過率が70％以上である必要があるのです。
これ以下の場合には、車検に通らないということになります。
ですから、車検に通る場合と通らない場合があるということになるのです。
ただし、車の後部座席、後方ガラスについては、透過率の設定はありません。
車検で問題となる可能性があるのは、前面ガラスと、運転席側と助手席側の側面ガラスにフィルムが貼ってある場合です。
フィルムを貼るメリットとは？
フィルムを貼ることでどのようなメリットがあるのでしょうか？
・プライバシーを確保することができる。
・太陽の光、紫外線などを遮断できる。
・車の内部を見えなくすることで、車上荒らしへの対策となる。
・事故などの際に、ガラスが飛散するのを防止してくれる。
・省エネ効果を期待することができる
などのメリットがあります。
フィルムは専門の業者に依頼するのがおすすめ
車のフィルムについてですが、費用はかかりますが専門の業者に依頼をして貼ってもらうのが、おすすめです。
綺麗に貼ることができますし、安全性にも配慮して貼ってもらうことができます。
フィルムを貼ってもらう場合には、専門の業者に依頼しましょう。
まとめ
車のガラスにフィルムを貼っていても車検に通るのか？ということですが、規定の範囲内であれば、通りますが、規定の範囲外となると車検には通りません。
フィルムを貼ると様々なメリットがありますが、車検を通過させるためには、しっかりと規定に沿って貼る必要があります。
注意しておきましょう。
