費用の問題、病気や怪我、海外出張など様々理由によって、車検が切れてしまった車を家で保管するということもあるでしょう。
車を保管する際には、どのようなことに注意をすればよいのでしょうか?これについて解説します。
車検切れの車は家で保管してもいいの?
車検切れの車についてですが、車検が切れているからと言って違法になるというわけではありません。
車検が切れている状態で、公道を走るなどのことを行えば違法となりますが、家で保管するだけなら法律上問題はありません。
一時的に保管しておくのであれば、一時抹消登録をしておくと納税の必要もなくなります。
車はそのままにしておくと劣化する
車を保管する際についてですが、そのまま置いておけばよいというわけではありません。
長い間、紫外線を受け続けると塗装などが劣化してボロボロになってしまいます。
ボディーの劣化を防ぐために、カバーなどをしておくのがよいでしょう。
とくに、風雨にさらされるような場所に置いておくとより劣化が進んでしまうので注意して保管場所を決めるようにしてください。
また、エンジンなどもずっと動かさないままにしておくと故障してしまうことがあります。
エンジンを毎日かける必要はありませんが、できるだけ1~2週間に1度はエンジンをかけるようにしましょう。
長期間使用しない場合には、バッテリーを外す
長期間使用しないという場合には、車のバッテリーを外しておくのがおすすめです。
車の場合には、走行することで充電されるようになっているのですが、長期間運転をしないと、自然放電してしまい、バッテリーが上がってしまう可能性があります。
バッテリーが上がってしまうと、エンジンがかからなくなってしまいます。
バッテリーが上がってしまうと、無駄な費用がかかりますので、車検を通していなくても定期的なメンテナンスを行っておくことが非常に大切です。
車のことがよくわからないという人は、詳しい人に聞く、もしくは自動車整備工場などに相談してみるとよいでしょう。
どのようにすればよいのかアドバイスをしてくれるはずです。
まとめ
車検が切れてしまった車を家で保管するという場合には、保管方法に注意する必要があります。
保管方法に注意しないと劣化してしまい、将来的に車を動かすのが難しくなってしまう可能性が高くなります。
車に詳しい人や、自動車整備工場などに相談するとよいでしょう。