最近では、車内にドライブレコーダーを設置している人も増えました。
そんな、ドライブレコーダーについてですが、どこに設置しても問題はないのでしょうか?
車検は通るのでしょうか?
ドライブレコーダーと車検の関係について解説します。

ドライブレコーダーってどんなもの?

最近では、車内にドライブレコーダーを設置する人が増えています。
ドライブレコーダーとはどのようなものなのでしょうか?

ドライブレコーダーとは、車載機器の1つで、運転中の映像や音声などを記録することができる装置(カメラ)のことです。
種類によっても異なりますが、一定の時間ごとに録画することができるほか、車に大きな衝撃が加わった場合に、自動でその前後の映像や音声を記録することができます。

主に、交通事故の原因解明やトラブル時の状況の把握などに役立てられています。

ドライブレコーダーはどこに設置してもいいの?車検は通るの?

ドライブレコーダーを設置してと、事故やトラブルの際に役立つので、設置をする人が増えていますが、どこに設置しても問題はないのでしょうか?
車検は通るのでしょうか?

ドライブレコーダーは、通常車内の正面からの映像を撮影するために、フロントガラスの部分に設置します。
このフロントガラスについてですが、保安基準というものがあります。
道路運送車両の保安基準(第39条)に従って設置をしなければなりません。

保安基準では、以下のように解釈できます。
・ガラス開口部の実長の20%以内の範囲
・運転者が前方を視認する際、車室内後写鏡により遮へいされる前面ガラスの範囲

※(参照 https://www.mlit.go.jp/common/001056351.pdf)

もっと分かりやすく言えば、フロントガラスの上縁より20%以内の範囲もしくは、ルームミラーで隠れる場所であれば設置することが可能と言えます。
車検に通るかどうかは、保安基準を満たしているかどうかなので、満たしていれば車検に通ることができます。

ドライブレコーダーは自分で設置できる?

ドライブレコーダーの設置については、説明書を見ながら行えばそれほど難しいものではありませんが、配線を間違えてしまうのが心配、あるいは配線を綺麗に隠したいということであれば、専門の業者に依頼して取り付けてもらうのがよいでしょう。

費用はかかりますが、自分でやるよりも綺麗に仕上がります。

まとめ

ドライブレコーダーは車内の様子を映像や音声で記録することができます。
万が一の事故やトラブルの状況を把握するのに役立ちます。
ドライブレコーダーは保安基準を満たしていないと、車検に通らない場合があります。
ドライブレコーダーは、自分でも設置することができますが、綺麗に設置したい、不安という人は、専門の業者に依頼するとよいでしょう。

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