車検を受ける際には、おそらくほとんどの人がどのくらいの費用でできるのか?というところに注目して業者を選んでいることでしょう。
しかし、最も注目して欲しいのが、「車検後の整備保証」です。
どういうことなのか、解説します。
車検後の整備保証について
車検の際の整備や部品の交換などに問題があった場合に、無償で修理もしくは再整備を業者に行ってもらうというのが、この整備保証です。
通常は、車検の際の整備などに問題が発生するというのは、ほとんどありませんが、人間が行っている以上ミスが発生してしまう場合もあります。
その際には無償で業者が対応してくれるということを保証してくれるものです。
これは、すべての業者が付けているというわけではありません。
あるかどうかは、それぞれの業者に確認をする必要があります。
業者のホームページなどでも記載しているところがあるのでチェックしてみましょう。
整備保証の期間とは
この車検後の整備保証についてですが、車検後であればいつまででも保証をしてもらうことができるのでしょうか?
業者によって期間は異なりますが、走行距離で言うと1万km、期間で言うと半年前後に設定している業者が多いようです。
この期間に問題があれば、整備保証によって、無償で修理や再整備をしてもらうことができます。
整備保証はどんな場合でも保証してくれるわけではない!
車検を受ける際には、この整備保証がある業者の方が、安心感があります。
ですが、どのような場合でも保証をしてくれるというものではありません。
例えば、事故や経年劣化によって消耗や摩耗したものなどは対象になりませんし、業者が提案した整備を断った、無視したことによって不具合が起きたという場合も対象外です。
車検後に起きた不具合のすべてを業者が保証してくれるわけではないのです。
車検後に起きた不具合が明らかに業者のせいであるというのが認められる場合のみに保証が受けられるということです。
ですから、付いている方が安心ですが、すべての不具合を保証してくれるわけではないということを覚えておかなければなりません。
まとめ
車検を受ける際には、整備保証があるか確認しておくのがよいでしょう。
ただし、注意しておきたいのは、どのような場合でも保証をしてくれるわけではないということです。
整備保証が付いている業者の方が安心ですが、保証の期間、内容などはしっかりとチェックしておく必要があります。