冬になると雪などが降り、路面が凍結してしまうことがあります。
スリップを防ぐために、車にスタッドレスタイヤを履かせているという人も多いでしょう。
車検の際には、スタッドレスタイヤのままでも通るのでしょうか?これについて解説します。

スタッドレスタイヤでも大丈夫?

冬の積雪、路面の凍結によってスリップしてしまうことを避けるために、車にスタッドレスタイヤを履かせているという人も少なくないでしょう。

このスタッドレスタイヤについてですが、履いたままでも車検を通すことはできるのでしょうか?
車検のときだけノーマルタイヤに履き替えるのは面倒だと考えてしまう人も多いですよね。

結論を言うと、スタッドレスタイヤであっても車検を通すことはできます。
車検のときだけノーマルタイヤに履き替える必要はありません。

車検ではタイヤの何をチェックするの?

スタッドレスタイヤでも車検を通せるということは、理解出来たでしょうが、ならば車検の際にはタイヤの何を見ているのでしょうか?

スタッドレスタイヤかどうかなどの種類を見ているのではなく、空気圧が適切であるか、損傷や亀裂などが入っていないか、異常に摩耗していないか、規定の溝の深さがあるかということを見ています。

そのため、ノーマルタイヤかスタッドレスタイヤを見るのではなく、基準を満たしているかどうかを確認しているのです。

スタッドレスタイヤを履いたままでは劣化する

スタッドレスタイヤを履いたままでも車検に通るということから、ずっと履いたままにしている人もいるようです。

しかし、スタッドレスタイヤは、あくまでも雪道や路面の凍結などの場面で強いタイヤです。
1年中履いたままにしてしまうと、劣化してしまい、本来の性能が失われてしまう危険性があります。

そのため、冬の時期はスタッドレスタイヤを履いたままでもよいでしょうが、それ以外の季節には、きちんとノーマルタイヤに履き替える必要があります。

車検に通るからではなく、季節などに応じてしっかりとノーマルタイヤとスタッドレスタイヤを使い分けることが大切です。

まとめ

スタッドレスタイヤを履いたままでも車検に通るのか?についてですが、車検に通ります。
ですが、スタッドレスタイヤを履いたままにすると劣化してしまい、本来の性能が失われてしまうことになります。
必要のない時には、ノーマルタイヤに履き替えるようにすることが大切です。

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