車を運転しようとして、車に乗り込んでよく見たら、車検が切れてしまっていることに気づきました。
当然そのままでは運転することができません。
このような場合、どのようにして乗り切ればよいのでしょうか?解説します。

仮ナンバー申請

車検が切れている状態で、公道を運転した場合には罰則が科せられますので、そのままでは運転することができません。
しかし、車検を受けるためには、自動車整備工場などに車を運ぶ必要があります。

このような場合に、覚えておきたいのが「仮ナンバー」です。
これは、車検が切れている車を自動車整備工場に移動させるときなどに、一時的に貸し出されるナンパーのこと。

これを使うことによって一時的に、公道を走ることができ、自動車整備工場に車を運び入れることが可能になります。

仮ナンバーの申請は、市役所などで行うことができます。
申請の際に必要になるのは、車検証、自賠責保険証、運転免許証、印鑑、そして手数料がかかります。

手数料は750円程度です。

仮ナンバーは普通のナンバーと大きく異なります。ナンバーに赤い斜線が入っているので、見ただけですぐにわかります。

仮ナンバーはずっと使用できるものではありません。
基本的には、自動車整備工場に運ぶ日だけ使えるものと考えておきましょう。

レッカー移動

仮ナンバーを申請して、取得し車を自動車整備工場に運ぶという方法以外に、レッカー移動で運ぶという方法があります。

自動車整備工場などに連絡をして、レッカー移動をしてもらい車検を受けることができます。
レッカー移動をするという場合には、約1~2万円程度の費用がかかります。

仮ナンバーよりも費用はかかりますが、申請手続きなどをする手間はかかりません。

自分で自動車整備工場に運び込むのは絶対にダメ!

絶対にやってはいけないのは、車検が切れている車を自分で運転して、自動車整備工場に運び込むということです。
これをやってしまうと罰則を受けることになりますので、必ず仮ナンバーを申請して移動させるか、レッカー移動で移動させるかをするようにしましょう。

罰則の中には、免許停止処分も含まれていますので、しばらくの間運転ができなくなってしまうというリスクがあります。

絶対に止めましょう。

まとめ

もしも、車検が切れていることに気づいたら、そのまま運転するのではなく、仮ナンバーを申請して取得して、自動車整備工場に運び込むか、レッカー移動で運び込んで車検を受けるようにしましょう。
絶対に自分で運転して運び込むのは止めましょう。
罰則を受けることになりますよ。

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